飯盒でご飯を炊くコツ

まず、炊飯になくてはならない熱源と水を確保します

 

なにはさておき、火がなければどんな料理もできません。アウトドアクッキングの場合、たき火を抜きにしてはなにも始まらないのです。たき火は野生の火なだけに想いどおりにいかないこともしばしば。でもかまどを工夫したり薪の量を調整することで、家庭ではまねのできないダイナミックな料理にもチャレンジできるというわけです。

 

さらにガソリンやガスを燃料とするガスバーナーがあると、まさに鬼に金棒。それもツーバーナーなら片方でご飯を炊いて、もう一方で料理ができ、便利なうえにメニューバリエーションも格段に広がります。

 

初めての飯盒炊さんなら、たき火とガスバーナーの併用でのぞみましょう。失敗する確率はかなり、というかほとんどなくなるはずです。火とともにマストで確保しなければならないのが水です。いまどきのキャンプ場に水道なしなんてまずありえませんが、自分たちのテントから水道まで距離がある場合も往々にあるため飲み水や調理用の水はポリタンクで常備しておきましょう。

 

おいしいご飯を炊くなら、水にもこだわりたいもの。お気に入りの軟水(硬水は炊飯に向かないのでご注意を)を、一般の調理用水タンクとは別にして用意しておくのがベターですね。