飯盒でご飯を炊くコツ

昔懐かしの飯ごうで、いざ炊飯にチャレンジしましょう

 

もし子どもとキャンプに行って慣れた手つきで飯ごう炊さんしてみせたら、きっと日ごろ失墜ぎみのパパの権威復活もまちがいなし! 

 

飯ごうでご飯を炊くポイントは、ふつうの鍋での炊飯を基本的には変わりません。ただ、飯ごうの楽なところは中ぶたが米2合分の容量であることと、飯ごうの内側に2合と4合の目盛りがついていることです。

 

中ぶたで米を計量し、目盛りまで水を入れればいいだけだから誰にでも正確に水加減ができるのです。炊き方の手順は、
1:中ぶたを利用して、米を正確に2合量る。
2:米をとぎ、目盛りに合わせて水をいれる。
3:そのまましばらくおいて、米を浸水させる。
4:火にかける。ここからが最大のポイント。
5:最初は弱火で、だんだん強火にする。
6:ふきこぼれはじめたら徐々に火を落とす。飯ごうの中の様子は、薪などをコンコンと軽くたたいたときの振動で判断。
7:ブツブツという音がしてきたら、火からおろして蒸らす。
8:なるべく火に近いところで飯ごうを逆さまにし、軍手をはめた手で底を軽くたたく。
9:さらに10分以上蒸らして、おいしいたき火の直火だき飯ごうご飯のできあがり。まずは、おかずなし、そのまま食べてみてください。ツヤツヤふっくら香ばしい、最高のごちそうです。